2024/04/28

Taiwan Today

政治

星宇航空、交通部の航空運航事業許可を取得

2019/12/11
星宇航空は、来年1月23日に運航を開始する予定。東南アジアや北東アジア路線を就航する。運航初日には、マカオ、ベトナム・ダナン、マレーシア・ペナンへのフライトが確定している。(星宇航空提供、聯合報)
交通部(日本の国土交通省に類似)は10日、台湾の新規航空会社「星宇航空(スターラックス)」による航空運航事業許可申請を承認した。
 
2016年11月に、エバー航空の前董事長(会長)、張國煒氏は、星宇航空を設立することを発表。航空会社を運営するには、民用航空局の許可を必要とし、「民間航空運航事業許可」の取得が必須となっている。
 
交通部民用航空局(民航局)は先週、星宇航空の航空運航事業許可審査を完了し、交通部への報告を終えた。これを受けて交通部が10日午前、同社が営業許可を取得したことを発表した。
 
星宇航空は2018年3月、民航局に同社設立の申請書類を提出した。民航局は、民間航空会社の業務管理に関する規定を定めた「民用航空運輸業管理規則」に従って、航空事業や航空機に関する審査を実施し、交通部が10日、これを許可することに同意した。
 
星宇航空の広報部責任者、聶國維氏は10日、取材に対し「航空運航事業許可を取得してから、 ICAO (国際民間航空機関)に対するコールサインの申請およびIATA(国際航空運送協会)に対する航空会社コード と搭乗チケットのバーコード設定を申請する。さらに民航局へ航路証明書の申請を行わなくてはならない。今のところ、搭乗券の予約・販売の開始時期は未定」との現状を説明した。
 
星宇航空は、来年1月23日に運航を開始する予定。まずは、客室内の通路が1つのナローボディ機「A321neo」を導入、東南アジアや北東アジア路線を就航する。運航初日には、マカオ、ベトナム・ダナン、マレーシア・ペナンへのフライトが確定している。
 
星宇航空はそのほか今年、エアバス社のA350 シリーズ17機を購入しており、2022年には北米都市への乗り入れも計画している。

ランキング

新着