英日刊紙タイムズが発行する高等教育情報誌「ザ・タイムズ・ハイアー・エデュケーション（The Times Higher Education、THE）」が、18日に発表した2020年新興経済体大学ランキング（Emerging Economies University Rankings 2020）で、国立台湾大学（台湾北部・台北市）は8位にランクインし、前年の10位から2ランクアップとなった
台湾の大学でランキング入りしたのは36校と前年の32校から4校増えた。
ベスト100校に入った台湾の大学は、上位から国立台湾大学（8位）、台北医学大学（28位、台北市）、国立清華大学（29位、台湾北部・新竹市）、国立交通大学（42位、新竹市）、国立成功大学（45位、台湾南部・台南市）、国立台湾科技大学（52位、台北市）、中国医薬大学（57位、台湾中部・台中市）、国立台湾師範大学（59位、台北市）、国立陽明大学（91位、台北市）。
2020年新興経済体大学ランキングは、47の新興経済体国家・地域から530校以上の大学が対象となった。上位4校は中国大陸の大学で、次いでロシア、台湾の大学がランクインし、その他、南アフリカ、インド、サウジアラビア、ブラジル、アラブ首長国連邦の大学が20位までを占めた。
THEは、新興経済体大学のランキングを分析すると、順位の高低は経済発展の水準ではなく、地理的要因に関係があると指摘した。