2024/05/05

Taiwan Today

政治

台湾で最年少、11歳男児が新型コロナに感染

2020/02/26
新北市政府は、25日に11歳男児の新型コロナウィルス感染が判明したことを受けて、児童・学生に対し、学校における防疫基準に合わせて、補習塾や進学塾など密閉空間ではマスク着用を必須とした。(新北市政府ニュースサイトより)
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている中、台湾では25日、国内最年少となる11歳の男児が、台湾で31人目の新型ウイルス感染者となったことが判明した。感染が判明したのは、台湾で27人目の感染者となった台湾北部在住の80代男性の孫で、祖父の見舞いで病院を訪れたことがあった。男児は25日に入院し、隔離中だという。
 
なお、隔離検査中は冬休み期間中だったため、学校への影響はないとみられる。同時期に、クラスメートや友人らとの接触の有無はすべて把握できているが、通っていた補習塾での接触者については現在調査中だ。
 
男児に症状はみられなかったが、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者として検査・診察を受けていた。接触のあった祖父母、父、叔父はいずれも感染が確認されている。男児の発症日は不明で、感染源についてもはっきりしていない。
 
男児の濃厚接触者のうち、新型コロナウイルス感染の検査中に、もしその他の児童との濃厚接触が認められた場合、その児童は直ちに学校を早退・欠席し、14日間の自宅待機をすることが求められる。
 
規定によると、学校で1クラスに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたときは、学級閉鎖、全校で2人の感染者が確認された場合は、学校閉鎖となる。中央流行疫情指揮センターの荘人祥監測応変官(衛生福利部疾病管制署副署長)は、「今回感染が判明した31人目の例については、冬休み期間中で登校していなかったため、学校・学級閉鎖の規定には当てはまらないが、補習塾における濃厚接触者が、登校期間中や自宅待機中に発症し、感染が確定した時は、学級閉鎖とすべき」と説明した。

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