2024/04/27

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疾病管制署、新型コロナに関する問い合わせに対応のチャットbot「防疫専家」

2020/05/25
衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)は22日、Googleアシスタントをベースとしたチャットbot「防疫専家」のサービス提供を開始した。新型コロナウイルスに関する問い合わせに英語と中国語の両方で対応することができる。写真は中央感染症指揮センター(新型肺炎対策本部に相当)の荘人祥報道官。(中央社)
新型コロナウイルスが世界各地で猛威を振るう中、中央感染症指揮センター(新型肺炎対策本部に相当)は感染対策としてさまざまな科学技術の導入を進めている。その一環として衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)が22日より、Googleアシスタントをベースとしたチャットbot「防疫専家」のサービス提供を開始したと発表した。新型コロナウイルスに関する問い合わせに英語と中国語の両方で対応することができる。台湾住民及び在台外国人により多様なルーツを提供し、新型コロナウイルスや感染対策についての最新情報の取得を容易にするのが狙い。
 
このサービスは、Googleアシスタントに対応しているスマホやスマートスピーカーがあれば利用することができる。「OK Google」と呼びかけたあと、中国語で「我要跟防疫専家説話(=「防疫専家」と話したい)」、あるいは英語で「I want to talk to Taiwan CDC」と話しかけると、チャットbot機能で新型コロナウイルスに関する問い合わせを行い、即時に最新情報を得ることができる。
 
Q&A形式で新型コロナウイルスに関するさまざまな最新情報を提供するもので、例えば新型コロナウイルス感染症に関する紹介、感染経路、臨床症状、各国の感染者数及び死亡者数などのデータ、衛生福利部が発表する「旅遊疫情建議等級(=海外旅行感染症情報アドバイスレベル)」、感染が疑われる場合の対応措置、地域コミュニティにおける感染防止対策、「居家隔離」や「居家検疫」の内容説明、マスクの購入方法などの情報を得ることができる。
 
疾病管制署は、公式サイトに問い合わせ対応のチャットbot「智慧客服」を構築しているほか、LINE公式アカウント「LINE@疾管家」のチャットbot、フェイスブック「1922防疫達人」の Messengerチャットbot、それにGoogleアシスタントなどさまざまなAIアシスタントサービスを使い、台湾住民及び在台外国人が多様なツールを通していつでもどこでも新型コロナウイルスに関する情報を入手できるようにしている。
 

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