2024/05/03

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政治

国立台湾美術館、デジタルアーカイブ「台湾美術知識庫」開設

2020/05/28
台湾中部・台中市にある国立台湾美術館はこのほど、台湾で開催された官制美術展について収集した資料をデジタル化したサイト「台湾美術知識庫(Taiwan Fine Arts Archive)」を開設した。現在掲載されているコンテンツは2万6,000件以上に上る。写真は同美術館が発行する学術雑誌『台湾美術』。(国立台湾美術館提供、聯合報)
台湾中部・台中市にある国立台湾美術館はこのほど、台湾で開催された官制美術展について収集した資料をデジタル化したサイト「台湾美術知識庫(Taiwan Fine Arts Archive)」を開設した。現在掲載されているコンテンツは2万6,000件以上に上る。
 
国立台湾美術館は長期にわたり、台湾美術研究の成果を蓄積させてきた。これらの研究資料を最大限に有効利用し、且つ台湾美術関連の参考資源を社会全般に提供するため、これまで収集してきた台湾美術研究の資料をデジタル化し、デジタルアーカイブ「台湾美術知識庫」で公開した。芸術や文化分野の研究者の参考にしたい考え。
 
デジタルアーカイブ「台湾美術知識庫」は1946年から2006年までの60年間に開催されてきた官制の美術展「台湾省全省美術展覧会」に関する文献史料の構築を主軸としたもの。また、国立台湾美術館が過去に出版した学術雑誌、研究論文等の資料もデジタル化した。これらを「台湾美展」、「美術理論」、「文献史料」、「影音資料」などのカテゴリに分類して掲載している。現在掲載されているコンテンツは2万6,000件以上に上り、そのうちオンラインで全文閲覧できる文章も少なくない。
 
「台湾美術知識庫」は、各カテゴリの下に設けられている選択肢の中から気になるものをクリックすると、興味のある資料をスピーディに検索することができる。また、多様な検索機能を使って調べれば、関連のデータを手軽に探し出すことができるという。
 

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