2024/05/05

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国研院が独TUVと提携、自動運転車認証基準の国際規格との整合目指す

2020/07/13
国家実験研究院が管轄し、自動運転の研究と実験を行っている台湾智駕測試実験室がTUV萊因と協力覚書を交わした。自動運転車に関する認証基準の国際規格との整合を目指す。写真は台湾智駕測試実験室のテストコース。(国家実験研究院提供、中央社)
財団法人国家実験研究院(国研院)が管轄し、自動運転の研究と実験を行っている台湾智駕測試実験室(Taiwan CAR Lab)が先ごろ、台湾徳国萊因技術監護顧問股份有限公司(TUV萊因)と協力覚書を交わしたことが明らかになった。
 
TUV萊因はドイツに本部を置く国際的な認証機関テュフ・ラインランドのグループ企業。覚書の締結を受けてTUV萊因は世界的な先進技術を導入し、自動運転車のテストコース整備、安全基準の作成、実証計画などの面で台湾智駕測試実験室をサポートする。これによって台湾智駕測試実験室はテュフ・ラインランドが認可する実験室となる。台湾智駕測試実験室が将来、TUV萊因と協力して行うテスト項目は国際基準とリンクし、公式な信頼性を持つこととなる。
 
台湾智駕測試実験室がTUV萊因との提携を通じて自動運転車に関する国際的なテスト規則を導入し、国際基準を満たす認証環境を整えることは、台湾の自動運転車両と部品、カーエレクトロニクス、ICT(情報通信技術)産業の製品認証を助けることになり、さらには世界のサプライチェーンとの連結を加速し、産業の競争力を高められるという。
 
 

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