2024/05/07

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「小都市トラベルパスポート2.0」、宿泊券が当たるスタンプラリーを実施

2020/07/13
交通部観光局が小都市旅行のブームを継続させるため、今年も小都市30を選出。「小都市トラベルパスポート」ではスタンプラリーを実施し、高級で高品質な国内旅行を目指すことに。写真上は長浜郷の八仙洞。下は関山鎮のサイクリング道路。(中央社)
交通部観光局(日本の観光庁に相当)は台湾各地の都市の特色をアピールし、台湾や海外からの観光客を誘致するため、昨年を「台湾小鎮漫遊年」(台湾小都市トラベルイヤー)と位置づけて30の小都市と10の「客庄」を選び出してキャンペーンを行った。「客庄」は、台湾で二番目に多いエスニックグループ・客家人が多く暮らす町のこと。
 
観光局は昨年の小都市ブームを今年も継続させるため、再び30の小都市を選出した。今回選ばれたのは台湾北部の平渓(新北市)、猫空(台北市)、中山(基隆市)、楊梅(桃園市)、横山(新竹県)、尖石(新竹県)、香山(新竹市)。台湾北西部の頭屋(苗栗県)。台湾中部の泰雅(台中市)、旧城(台中市)、田中(彰化県)、二水(彰化県)、東埔(南投県)、清境(南投県)、古坑(雲林県)、虎尾(雲林県)。台湾中南部の阿里山(嘉義県)、西区(嘉義市)。台湾南部の新化(台南市)、六亀(高雄市)、霧台(屏東県)。台湾北東部の蘇澳(宜蘭県)、羅東(宜蘭県)。台湾東部の富里(花蓮県)、吉安(花蓮県)。台湾南東部の関山(台東県)、長浜(台東県)。離島の虎井(澎湖県)、後浦(金門県)、莒光(連江県)。
 
これら小都市を1人でも多くの人が訪れることを願って、観光局は10日、「2020年台湾経典/山城小鎮聯展及小鎮護照(2.0)」(小都市旅行展及び小都市トラベルパスポート2.0)発表会を開催した。「小都市トラベルパスポート2.0」では7月15日から10月31日までスタンプラリーを実施。指定の場所で実物のスタンプを押すか、QRコードをスキャンするかしてスタンプを5つ集めたならば、特別にデザインされた国内旅行の招待券と民宿の宿泊券が当たる抽選に参加できる。スタンプを30集めたならば、5万台湾元(約17万9,000日本円)の賞金が当たるチャンスがある。さらんに電子方式(スキャン)でスタンプを集めた人には追加の賞が用意されている。
 
今年選ばれた30の小都市は「山脈旅遊」(マウンテンツーリズム)のプロモーションにも合ったもの。「小都市トラベルパスポート2.0」ではスタンプラリーが楽しめるほか、小都市の旅の特長や交通情報などが掲載されており、観光局ではこれらの小都市を通して台湾の国内旅行を高級で高品質かつ深みのある旅行へと向かわせたいとしている。
 
なお、今年はオンラインゲームの「小鎮大富翁」(小都市大富豪)も運営。30の小都市における旅の特色を開放する問題に解答し、オンラインでの台湾本島一周を達成すれば民宿の宿泊券が当たる抽選に参加できるという。
 
 

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