2024/04/28

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漢光36号演習、化学兵器での攻撃に備え軍民共同での医療体制を訓練

2020/07/14
中華民国軍の漢光36号実弾演習が13日に始まった。今回、台湾南部の高雄市では「生物疫病及軍民医療能量整合」演習(写真)が行われている。(国防部提供、自由時報)
中華民国軍の漢光36号実弾演習が13日に始まった。今回、台湾南部の高雄市では「生物疫病及軍民医療能量整合」演習が行われている。これは「聯合兵種営」が生物兵器による攻撃を受けたケースを想定したもので、地元の大型病院である義大医院(病院)と化学部隊に共同で汚染除去にあたらせるなどして救急支援体制を強化する。「聯合兵種営」とは、陸軍の装甲旅団と機械化歩兵旅団の7つの部隊などを統合した部隊。
 
13日早朝、衡山指揮所による演習命令で5日間にわたる演習が始まった。「戦力防護」に関する項目のほか、「生物疫病及軍民医療能量整合」演習が高雄市で同時に行われた。
 
同演習では「聯合兵種営」に属する陸軍装甲564旅聯兵三営偵捜部隊が敵の生物兵器による攻撃を受け、複数の兵士が汚染された状況を想定。軍は義大医院に生物兵器のサンプル採集を緊急要請、一方で39化学部隊が車両と装備の汚染除去を行い、兵士たちの健康と生命の安全を確保した。
 

 

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