2024/05/05

Taiwan Today

政治

自動車部品などの見本市「AMPA」は実際の会場で10月に開催、オンラインサービスも

2020/08/04
自動車部品やカーエレクトロニクス、オートバイに関する見本市を集めた「AMPA三展」が10月に台北で、実体の伴う形で開催される。オンラインでのサービスも始まっている。
台北国際自動車部品・アクセサリー見本市(TAIPEI AMPA)と台北国際カーエレクトロニクス見本市(AUTOTRONICS TAIPEI)、そして台湾国際オートバイ見本市(MOTORCYCLE TAIWAN)の三つをまとめた「AMPA三展」(AMPA三大見本市)は台湾における自動車やオートバイの部品及びアクセサリー産業にとって海外との商談を進めるための重要な見本市。
 
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)は3日、これら「AMPA三展」は10月21日から24日まで、台北国際貿易センター(台湾北部・台北市)南港第2展示ホールで開催すると発表した。4月に予定されていた「AMPA三展」は新型コロナウイルス拡大の影響で10月に延期されたことになるが、それでも400社近いメーカーが参加するという。
 
「AMPA三展」は実際の会場で開催されるが、それに伴う5つのオンラインサービスも展開している。オンラインですでに行われている、あるいは今後行われるのは、見本市、商談会、新製品発表会、フォーラムと実況、そして企業レポートの映像配信。こうしたサービスで、開催延期のため失ったビジネスチャンスを取り戻そうとしているほか、10月の実体を伴う見本市に向けた宣伝効果も狙っている。
 
中華民国対外貿易発展協会の統計によると、「AMPA三展」の公式サイトに掲載されている800件に及ぶ製品カタログ及び企業紹介の動画は過去1年で130万回以上閲覧されている。インドネシアやタイ、中国大陸、米国とイランなどからアクセスする閲覧者が多いとのことで、同協会では、新型コロナウイルスの影響が広がる中でも海外のバイヤーは「AMPA三展」に高い関心を持ち、調達のニーズもあることを示していると分析している。
 
 

ランキング

新着