2024/05/09

Taiwan Today

政治

米国務省キース・クラック次官が台湾を訪問、9/17から9/19まで

2020/09/17
外交部(日本の外務省に相当)は16日、米国務省のキース・クラック次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が17日から19日まで台湾を訪問することを明らかにした。米国務省としては、1979年に中華民国(台湾)と米国が国交を断絶して以来、最高位の高官による訪台となる。写真は外交部本庁舎の外観。(外交部)
外交部(日本の外務省に相当)は16日に発表したニュースリリースで、米国務省のキース・クラック次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が17日から19日まで台湾を訪問することを明らかにした。米国務省としては、1979年に中華民国(台湾)と米国が国交を断絶して以来、最高位の高官による訪台となる。外交部は、クラック次官の訪台について「心より歓迎する」としている。以下は外交部のニュースリリースの概要。
 
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クラック次官は台湾訪問期間中、蔡英文総統及び中華民国政府高官と会見する。また、この訪問団に参加するロバート・デストロ米国務次官補(民主主義・人権・労働担当)が米国政府を代表し、今月19日に私立真理大学(台湾北部・新北市淡水区)の礼拝堂で行われる李登輝元総統の告別礼拝に出席し、李登輝元総統の台湾民主化への貢献に対して敬意を払う。
 
米国務省のデービッド・スティルウェル次官補(東アジア・太平洋担当)は8月31日、米ヘリテージ財団のオンライン演説で、台湾と経済対話を展開することを宣言したばかり。米国務省はこれを受け、直ちにクラック次官を台湾に派遣し、各優先分野でいかにして台米経済協力を強化していくか、台湾と議論することを決めた。
 
台湾にとっては、今年8月に台湾を訪れたアレックス・アザー厚生長官に続く米国政府高官の訪台となる。これは米国が台米関係を重視し、一貫して強く支持していることの表れである。我々は、クラック次官が率いる訪問団が、わが国の最新の政治・経済の発展を実際に視察し、理解を深めることで、台米間の緊密な経済的なつながりと、価値の共有に基づく全面的な協力パートナーシップをさらに深化させることになると強く信じている。
 
 

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