2024/05/07

Taiwan Today

政治

日本の森喜朗元首相、李登輝元総統追悼のため再訪台

2020/09/18
外交部(日本の外務省に相当)は17日、日本の森喜朗元首相がきょう(18日)、専用機で再び台湾を訪れることを明らかにした。翌19日に私立真理大学(台湾北部・新北市淡水区)で行われる李登輝元総統の告別礼拝に出席する。写真は8月9日の訪台時、蔡英文総統を表敬訪問した森喜朗元首相。(総統府)
外交部(日本の外務省に相当)は17日に発表したニュースリリースで、日本の森喜朗元首相がきょう(18日)、専用機で再び台湾を訪れることを明らかにした。翌19日に私立真理大学(台湾北部・新北市淡水区)で行われる李登輝元総統の告別礼拝に出席する。森喜朗元首相は8月9日にも日帰りで訪台し、台北賓館(台湾北部・台北市)に設置されていた献花台を訪れ、李登輝元総統を追悼したばかり。今回行なわれる告別礼拝のために再び訪台を決めたことは、日本政府の李登輝元総統並びに台日関係への高い重視を示すもので、外交部は「これを心ら歓迎し、感謝する」としている。外交部が17日に発表したニュースリリースの概要は以下のとおり。
 
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森喜朗元首相は、親台湾派議員で構成される超党派連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の古屋圭司会長、日本の対台湾窓口機関である公益財団法人日本台湾交流協会(本部:東京)の谷崎泰明理事長と共に台湾を訪れる。わが国の中央感染症指揮センター(新型コロナ対策本部に相当)が定める感染症防止の規定に従いながら、19日に私立真理大学礼拝堂へ向かい、李登輝元総統の追悼礼拝に参加する。
 
森喜朗元首相は李登輝元総統と長年の付き合いがあり、台湾にとっても長年の友人である。今回訪問団を率いて再訪台して李登輝元総統を追悼することは、日本のわが国に対するゆるぎない支持を改めて示し、台日間の固い友情と緊密な結びつきを浮き彫りにするものでもある。
 
わが国は、李登輝元総統が築きあげた台湾と日本の固い絆の上で、これからも各方面で日本との交流と協力を拡大し、双方のパートナーシップを深化させ、すそ野を広げるため努力していきたい。


 

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