2024/05/06

Taiwan Today

政治

米国連大使が李駐NY処長と対面、外交部は「台湾支持の具体的行動」と感謝

2020/09/18
米国の国連大使が台北駐ニューヨーク経済文化弁事処の李光章処長と対面、台湾の国連参与などについて話し合った。外交部は、米国による台湾支持の具体的行動だとして感謝した。写真は駐ニューヨーク経済文化弁事処の入り口。台湾の国連及び国際社会参与を訴える、「Taiwan can help」(台湾がお手伝いできます)の広告が設けられている。(台北駐ニューヨーク経済文化弁事処提供、中央社)
台北駐ニューヨーク経済文化弁事処(ニューヨークにおける中華民国総領事館に相当)の李光章処長(総領事に相当)が16日、米国のケリー・クラフト国連大使と昼食を共にした。AP通信やワシントン・ポストなどは、クラフト国連大使はこの対面を「歴史的」とし、トランプ政権による台湾とのさらなる関係強化を象徴するものだと述べたと報じた。報道によれば、クラフト米国連大使は李光章処長の招きに応じて昼食を共にし、2人は国連及び国連体系における組織的業務に対する台湾の参与を深めていくための方法などについて話し合ったという。
 
中華民国外交部(日本の外務省に相当)の欧江安報道官は17日午後、台北駐ニューヨーク経済文化弁事処で国連関連業務を担うチームは米国をはじめとする台湾と理念の近い国々の国連常駐代表団とずっと良好な交流と往来を維持していると説明すると共に、外交部は、李光章処長とクラフト国連大使が共に関心を寄せる議題について踏み込んだ意見交換をする機会を持つことを歓迎すると述べた。
 
欧報道官は、台湾と米国との交流は常に密接かつ友好的だとした上で、米国側は引き続き具体的な行動で国際社会に対する台湾の参与をサポートしてくれていると感謝。そして台湾も、米国及び理念の近い国々と手を携え、「専門的・実務的・貢献」を原則として、国際社会でより幅広い活動空間を得られるよう努力していくと述べた。
 
 

ランキング

新着