2024/05/04

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政治

米国務省キース・クラック次官一行が帰国、台湾訪問で豊富な成果

2020/09/21
米国務省のキース・クラック次官(経済成長・エネルギー・環境担当。写真左)が率いる訪問団一行が19日午後、米国の専用機で帰路についた。写真は18日午後、外交部の呉釗燮部長(=外相。右)を表敬訪問したクラック次官。(外交部)
米国務省のキース・クラック次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が率いる訪問団一行は19日午後、米国の専用機で帰路についた。
 
クラック次官の訪台は、1979年に中華民国(台湾)と米国が国交を断絶して以来、最高位の米国務省高官による訪台となった。台湾滞在時間は48時間未満と短かったものの、19日に開かれた李登輝元総統の告別礼拝に米国政府の代表として参列し、李氏の台湾民主化への貢献に敬意を示したほか、短い滞在時間を十分に利用して中華民国政府高官や各界関係者と会見し、さまざまな分野について意見交換を行った。そのうち外交部の呉釗燮部長(=外相)は18日午後、クラック次官率いる一行の表敬訪問を受けた。双方は台米関係のさまざまな議題と今後の協力項目について意見交換を行った。
 
クラック次官を含む一行は今回の訪問で、民主的な台湾を支持するという米国政府の一貫した立場を台湾に伝えた。外交部と中華民国政府の関連省庁は、今回双方が話し合った各議論の結果に基づき、米国との協力を継続させ、台米の緊密な経済的連結を強化し、価値の共有に基づくグローバル・パートナーシップをさらに深化させていく考えだ。
 

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