2024/05/08

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政治

オンライン開催の国際情報オリンピック、台湾が銀3銅1で世界6位に

2020/09/25
高校生を対象としたプログラミング能力を競う「国際情報オリンピック(IOI)」第32回大会がオンラインで行われ、台湾を代表して参加した4選手(写真)が銀メダル3個と銅メダル1個を獲得した。左から曹宸睿さん、楊承澔さん、陳冠辰さん、林秉軒さん。(教育部サイトより)
高校生を対象としたプログラミング能力を競う国際大会「国際情報オリンピック(IOI)」第32回大会がこのほど、87カ国の学生343名が参加して行われた。23日午後9時半にはシンガポールで閉幕及び授賞式が開かれ、中華民国(台湾)を代表して参加した4選手が銀メダル3個と銅メダル1個を獲得したことが分かった。メダルの獲得状況から割り出される国別の順位は6位。また、出場全選手がメダルを獲得した国は中華民国を含めて18カ国だった。
 
銀メダルを獲得したのは台北市立建国高級中学(=高校、台湾北部・台北市)の楊承澔さん(個人順位は34位)、国立科学工業園区実験高級中学(同北部・新竹市)の陳冠辰さん(同46位)、国立台南第一高級中学(同南部・台南市)の曹宸睿さん(同60位)。そして台北市立建国高級中学の林秉軒さん(同138位)が銅メダルを獲得した。
 
今年の大会はシンガポールが開催地だったが、新型コロナウイルスの影響によりオンラインで実施されることになり、各国の代表選手たちは自国内で大会規定を満たす場所にルール通りの環境を整えて大会に参加した。
 
今年の国際情報オリンピック事務局長(IOI President)を務める国立台湾師範大学(台湾北部・台北市)の李忠謀副校長は閉幕の辞で、学生たちの優れた成績を称えると共に、これらの学生たちが力を合わせ、情報技術を用いて未来の世界を創り出してほしいと期待を寄せた。
 
今年中華民国では国内の教授及び学者10名あまりが組織したチームが代表選手の選抜や訓練、指導を担い、2,045名の学生から選手4名を選出。選手たちは9月13日から20日まで、オンラインで大会に参加した。
 
 

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