2024/05/19

Taiwan Today

政治

蔡総統、2020年「全民運動会」開会式で祝辞

2020/10/19
蔡英文総統は17日夜、花蓮県(台湾東部)で開催された2020年「全民運動会」開会式に出席した。「全民運動会」は2年に一度開催される。アジア競技大会及びオリンピックに参加していない競技・種目を対象にしている。(総統府)
蔡英文総統は17日夜、花蓮県(台湾東部)で開催された2020年「全民運動会」開会式に出席した。蔡総統は、人々の努力により感染症対策が徹底されたおかげで、台湾は世界で初めてプロ野球公式戦をスタートさせることが出来たばかりか、誰もが参加できる全国的な運動会を開催できたとし、国民に感謝した。また、「全民運動会」のさまざまなスポーツ競技を通して、国民のスポーツに対する関心を高めたいと期待を寄せた。祝辞の概要は以下のとおり。
 
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今年は新型コロナウイルスの影響を受け、世界各地でスポーツイベントが中止に追い込まれるなど大きな衝撃を受けた。しかし台湾は、世界に先駆けてプロ野球公式戦をスタートさせることが出来ただけでなく、誰もが参加できる全国的な運動会を開催することが出来た。これは本当に、私たちが誇るべき成果だ。
 
私は国民に感謝したい。人々の努力により感染症対策が徹底されたおかげで、現在の「防疫新生活(=新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式)」があることに。
 
「全民運動会」は2年に一度開催されるもので、アジア競技大会及びオリンピックに参加していない競技・種目を対象にした多様で多彩なイベントだ。
 
台湾は一部の競技で世界トップレベルの実力を持つ。例えば綱引きは、たびたび海外で金メダルを獲得している。また、台湾文化に由来し、私たちの日常生活の一部になっている競技もある。毎年端午節(旧暦5月5日、端午の節句)の風物詩として欠かせないドラゴンボートレースや、早朝の公園で多くの人が楽しんでいる太極拳などだ。
 
どんな競技にしても、心身の健康に有益なスポーツは参加する価値のあるものだ。「全民運動会」を通して、多様なスポーツ競技を普及させ、国民のスポーツに対する関心を高めたいと考えている。
 
「全民運動会」の開催期間中、台湾各地から8,000人以上の選手たちが集まる。選手たちが自信をもって実力を発揮し、ベストを尽くせるよう願っている。
 

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