2024/05/06

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ブルームバーグ発表、新型コロナのレジリエンス(耐性)ランキングで台湾は3位

2020/11/26
ブルームバーグ(Bloomberg)が発表した「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」で、台湾は1位のニュージーランド、2位の日本に次ぐ3位に格付けされた。(外交部)
米大手総合情報サービス会社のブルームバーグ(Bloomberg)はこのほど、経済や社会に最も痛手が少ない形で新型コロナウイルスに対応している国・地域を格付けする「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」(The Covid Resilience Ranking)を発表した。
 
経済規模が2,000億米ドルを超える世界53か国・地域を10の主要指標に基づいて点数化した「COVIDレジリエンスランキング」では、1位がニュージーランド(85.4ポイント)、2位は日本(85ポイント)で、台湾(82.9ポイント)は3位にランクインした。一方、昨年12月に最初に新型コロナウイルスの感染者が確認された中国は80.6ポイントで、ランキングは8位だった。また、世界53か国・地域中、最下位はメキシコの37.6ポイントだった。
 
レポートでは、「台湾は早い段階で入境制限を実施した後、テクノロジーを中心に据えたアプローチの先駆けとなった」、「200日余りにわたって市中感染の報告がない」などと評価された。
 
また、台湾が3位になったことについて、「中国との頻繁な往来があったことを踏まえればなおさら際立つ」と指摘。インターネットを通じて武漢から警戒すべき情報が伝わった台湾は早い段階で入境制限に動いており、これが台湾のコロナ政策の成功につながったと評価した。
 
また、台湾は「テクノロジーを中心に据えたアプローチの先駆け」となり、台湾に住む2,300万人に対して自分を保護するよう呼びかけた。その具体例として、マスクの在庫がある場所を示すアプリの開発や、感染者が訪問した場所をリストアップして知らせたりしたことを挙げた。また、台湾は「200日余りにわたって市中感染の報告がなく、ニュージーランドと同様、国境は閉じたままだが通常の生活にほぼ戻っている」と説明されている。
 

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