2024/05/02

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政治

花蓮市と日本の盛岡市、友好都市協定の締結1周年祝うセレモニー

2020/11/27
台湾東部・花蓮県花蓮市は26日、日本の岩手県盛岡市との友好都市1周年を祝うため、記念モニュメントの除幕式を行った。新型コロナウイルスの影響で出席できなかった盛岡市の市長らも、インターネット中継でセレモニーに参加した。写真左上は記念モニュメント「倆相好」。(花蓮市公所サイトより)
台湾東部・花蓮県花蓮市と日本の岩手県盛岡市は2019年11月に友好都市協定を結んだ。それから満1年を迎えたことを記念して、花蓮市は26日、市内の水牛公園で記念モニュメントの除幕式を行った。新型コロナウイルスの影響で出席できなかった盛岡市の市長らも、インターネット中継でセレモニーに参加した。
 
花蓮市と盛岡市の友好都市記念モニュメントの名前は「倆相好(=仲の良い二人の友達という意味)」。26日午前、花蓮市の水牛公園でお披露目された。盛岡市ではこの様子をもりおか歴史文化館で中継。花蓮市側が獅子舞や太鼓の演奏でオープニングを飾ると、盛岡市側は郷土芸能の澤目獅子踊りでお返しした。
 
盛岡市は2002年以降、これまでに4回にわたり、盛岡八幡宮例大祭(盛岡秋まつり)の盛岡山車(もりおかだし)を花蓮市中心部で開催されるパレードに参加させるなど、花蓮市と交流を深めてきた。そして2019年11月、友好都市協定を締結するに至った。花蓮市の魏嘉賢市長も市長就任後に2回、招待を受けて日本を訪問し、盛岡秋まつりに参加している。
 
このセレモニーには盛岡市の谷藤裕明市長、市議会の遠藤政幸議長がリモート参加した。谷藤市長は祝辞で、「世界が新型コロナウイルスの脅威にさらされる中、花蓮市から手作り石鹸やフェイスシールド、サージカルマスクなど心温まる支援物資を受け取り、非常に感動した。そのお礼として今回、地元産のリンゴ30箱を台湾に贈った」と述べた。
 
記念モニュメント「倆相好」は台湾の芸術家、黄裕栄さんと李培道さんが設計した。抱擁をテーマにした作品で、丸みを帯びたフォルムで、世界各地に対する花蓮市のフレンドリーなイメージを表現したという。

 
 

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