2024/05/03

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1月の失業率は3.66%、過去1年で最低に

2021/02/26
今年1月の失業率は3.66%で、過去1年で最低に。主計総処は、失業情勢は安定しており、コロナ禍による影響が引き続き弱まっているとの見方を示している。(行政院主計総処サイトより)
行政院主計総処が25日に発表したところによると、今年1月の失業率は昨年12月と比べて0.02ポイント低い3.66%で、過去1年で最低だった。失業率が下がるのは6カ月連続。原数値から季節変動を除去した季節調整値は3.75%で、昨年12月から横ばいだった。主計総処は、現在の失業情勢は依然として安定しており、新型コロナウイルスによる影響が引き続き弱まっているとの見方を示している。
 
主計総処の調査によれば、今年1月の就業者数は1,152万7,000人で前月(昨年12月)の水準を維持したが、前年同月比では9,000人(0.08%)減っている。一方1月の失業者数は43万8,000人で、前月から2,000人(0.52%)減った。失業者のうち、それまでの仕事に不満で失業状態にある人は3,000人減少。新規求職者で失業状態にある人は1,000人減った。
 
主計総処国勢普査処(国勢調査処)の陳恵欣副処長は、旧正月前は求人件数が比較的多く、通常1月は失業率が下がると指摘、過去5年間を見ても1月の失業率は横ばいから0.03ポイントの低下であることを説明した。陳副処長は、今年1月の失業率も前月比で0.02ポイント下がっており、過去数年と同じ傾向にあるとしている。
 
 

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