2024/04/30

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政治

台湾CDC、新型コロナワクチン接種後の健康状態把握システムの運用を開始

2021/03/23
中央感染症指揮センターが22日、新型コロナウイルスのワクチン接種が正式に始まったのに合わせ、接種後の健康状態を把握するためのシステムの運用がスタートしたと明らかにした。写真は「V-Watchシステム」に加わる流れを示した図。(宏達国際電子提供、自由時報より)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)が22日、新型コロナウイルスのワクチン接種が同日正式に始まったのに合わせ、接種後の健康状態を確実に把握するためのシステムの運用がスタートしたと明らかにした。このシステムは衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)が宏達国際電子有限公司(HTC)の健康医療事業部と協力して台湾CDCの公式ラインアカウント「疾管家」に設置した「Taiwan V-Watch」COVID-19ワクチン接種健康レポートシステム(以下、「V-Watchシステム」)で、ワクチンの接種を受けた人にその後の健康状態を定期的に報告させるもの。
 
中央感染症指揮センターによれば、ワクチンの接種を受けた人が「V-Watchシステム」に自身のデータを記入して登録すると、その後の健康状態を報告しなければならない日をシステムが自動的に通知。そして利用者は簡単なアンケートに答えることで自身の健康状態を伝えることが出来る。同システムはまた、利用者の報告内容に基づいて適切な注意喚起や受診の提案を行うほか、さらに利用者が記入したワクチンのメーカー別に2回目の接種日を自動的に計算してあらかじめ通知し、利用者が次回の接種に向けて予定を立てられるようにする。
 
中央感染症指揮センターによると、まだ接種を受けていない人も「疾管家」の「V-Watch」専用コーナーでシステムの各機能や、国内で提供されているワクチンの種類、接種する量、効果、副反応、接種後の注意事項などについて知ることが出来る。ラインで公式アカウントの「疾管家」あるいは「@taiwancdc」を検索し、「疾管家」を「友だち」に加えれば、感染対策に関する様々な情報をその都度得られるようになる。
 
 

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