2024/05/03

Taiwan Today

政治

4月21日より一般市民も新型コロナワクチンの自費接種可能に

2021/04/15
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は今月21日より、海外出張や留学などの必要がある一般市民のワクチン接種を認めることを決めた。まずはワクチン1万回分を上限とする。(フェイスブック「疾病管制署-1922防疫達人」より)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は14日、出国する必要がある市民が海外で新型コロナウイルスに感染するリスクを低減し、個人および台湾全体の健康と安全を守るため、4月21日以降、一般市民のワクチン接種を認めることを決めた。まずはワクチン1万回分を上限とする。注意事項などは以下のとおり。
 
【接種対象】
ビジネスパーソン、海外出張・就労、留学、海外での受診など人道的配慮が必要な人
【接種できる医療機関】
渡航外来を持ち、新型コロナウイルスのワクチン接種を行っている合計31の医療機関(離島を含め、各県・市に少なくとも1つは存在)
【注意事項】
■完全予約制:ワクチンは1瓶で複数回分の採取が可能なため、医療機関が手配する集団接種となる
■メーカーの指定不可:ワクチンは中央感染症指揮センターが一括して医療機関に分配するため、ワクチンの接種希望者がメーカーを指定することはできない
■自費接種:ワクチン接種希望者は医療機関が徴収する「掛号費(=受付料のようなもの)」、「診察費(=診察料)」、「注射費(=注射手技料)」を自己負担する必要がある。ただし、ワクチンそのものの費用は無料とする
 
中央感染症指揮センターは、ワクチン接種後も防疫新生活運動(=日本の「新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式」に相当)の原則を順守し、手洗い、マスク着用、ソーシャルディスタンスの維持で感染リスクを下げ、それぞれ健康確保に努めるよう求めている。
 

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