2024/05/05

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政治

蔡総統、ベリーズの新任大使から信任状捧呈受ける

2021/04/21
蔡英文総統は20日、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つベリーズの駐中華民国(台湾)新任特命全権大使であるキャンディス・ピッツ(Candice Pitts)女史から信任状を捧呈された。(総統府)
蔡英文総統は20日午前、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つベリーズの駐中華民国(台湾)新任特命全権大使であるキャンディス・ピッツ(Candice Pitts)女史から信任状を捧呈された。蔡総統はピッツ大使の着任を歓迎すると共に、両国が引き続き関係を強化し、新たな発展、新たな成果を迎えられるよう期待していると述べた。蔡総統の挨拶の概要は以下のとおり。
 
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まずは中華民国(台湾)政府及び国民を代表し、ピッツ大使の着任を心から歓迎する。
 
ベリーズはジョニー・ブリセーニョ(Johnny Briceño)首相の就任後、この数か月間、台湾との関係強化に努めている。今回、ピッツ大使が台湾に派遣されたのは、両国関係を重視するベリーズ政府の立場を示すものだ。
 
ピッツ大使は豊富な経歴を持つ。ベリーズ市議員を務めたこともあり、市民の声を非常に良く理解している。ピッツ大使は、その民意に対する理解、両国の交流に対する認識を通して、台湾とベリーズのためにより強固な架け橋となってくれるだろう。
 
ピッツ大使は大学で長年教べんを執っていたほか、女性のエンパワーメント促進など重要な議題についても積極的に取り組んでいる。こうした経験は教育及びジェンダー平等などの分野で、両国がより多くの協力と交流を生むことにつながるだろう。
 
今年10月で両国は国交樹立32周年を迎える。この32年間、台湾とベリーズの関係は非常に緊密だった。自分も実際にベリーズを訪問し、両国の協力の現状に対する理解を深めた。ベリーズの美しい景色、ベリーズ国民の台湾に対する支持と熱意など、いずれも強く印象に残っている。
 
昨年、台湾とベリーズは各分野における協力をより強化した。例えば「経済協力協定」、「航空サービス協定」、「刑事共助条約」を締結した。きょう、我々は新たな大使を歓迎すると同時に、両国が共に新たな発展、新たな成果を迎えることができるよう期待している。
 

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