2024/05/03

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中信ブラザーズが前期制す、林威助は監督初年度で優勝=台湾プロ野球

2021/08/19
台湾のプロ野球「中華職業棒球大聯盟」で中信兄弟(中信ブラザーズ)が17日夜、楽天桃猿(楽天モンキーズ)を破って前期優勝を決めた。中信兄弟の半期優勝は17回目。(中央社)
台湾のプロ野球「中華職業棒球大聯盟」で中信兄弟(中信ブラザーズ)が17日夜、楽天桃猿(楽天モンキーズ)を破って前期優勝を決めた。中信兄弟の半期優勝は17回目。桃園国際球場(台湾北部・桃園市)には中信兄弟のチームカラーである黄色の紙テープが舞った。中信兄弟の監督は元阪神タイガースの林威助。今季から一軍監督を務めており、就任初年度における最初の半期で優勝を果たした。
 
楽天桃猿の本拠地、桃園国際球場に乗り込んだ中信兄弟は1回表、ヒットと四球で走者1、2塁からダブルスチールで走者2、3塁に。内野ゴロで3塁走者は本塁突入もタッチアウト、チャンスをつぶしたかに見えたが、走者1、3塁からのダブルスチールで1点をもぎ取った。1イニングでのダブルスチール二度成功は「中華職業棒球大聯盟」で3回目。
 
中信兄弟は2回表にも許基宏の1点本塁打と相手の失策などで2点を追加、3対0とリードを広げた。楽天桃猿は2回裏に1点返したが中信兄弟は3回表に指名打者、林智勝が張泰山(すでに引退)の持つ通算本塁打記録289本にあと2本に迫る通算287号の2点本塁打(今季1号)、さらに許基宏、高宇杰、王威晨の安打で2点を追加。4回表にも1点を加えて8対1と大きくリードした。
 
楽天桃猿は4回裏に2点、5回裏に1点をあげて4点差に追い上げるも中信兄弟は7回表、王威晨のこの日3本目の適時打で1点加えて突き放し、9対4で勝利、前期優勝を決めた。猛打賞の王威晨はこの試合のMVPに選ばれている。
 
中信兄弟の先発、元東京ヤクルトスワローズのガブリエル・イノーアは3回1/3を投げて自責点3。蔡齊哲、官大元を挟んで6回以降はホセ・デポーラが無四球無安打のパーフェクト投球で締めた。デポーラは11勝目でハーラーダービーのトップを走っている。
 
 

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