2024/05/06

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政治

蔡英文総統、国産ワクチンを接種

2021/08/24
蔡英文総統は23日早朝、国立台湾大学医学院体育館に設けられた新型コロナウイルスワクチン集団接種会場で国産ワクチンを接種した。(総統府)
蔡英文総統は23日早朝、国立台湾大学医学院体育館に設けられた新型コロナウイルスワクチン集団接種会場へ向かい、台湾の製薬会社である高端疫苗生物製剤股份有限公司(MEDIGEN VACCINE BIOLOGICS CORP)が開発したワクチンを接種した。蔡英文総統は今月16日に、政府が構築したワクチン接種予約サイトを通してワクチン接種の予約を行っていた。
 
会場に到着した蔡英文総統は、国立台湾大学副校長であり、中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)専門家諮問チーム召集人を兼務する張上淳教授、台湾大学病院の呉明賢院長、医師でもある邱泰源立法委員(=国会議員)らによって出迎えられた。
 
蔡総統はまず、国民健康保険カードを提示して受付を済ませ、身分照会を行った上で、ワクチン接種の同意書を受け取った。
 
その後、待合室で体温を測定し、ワクチン接種者名簿にサインを行い、問診エリアへ移動。医師から既往症について質問された後、ワクチン接種に関する注意事項の説明を聞き、ワクチン接種同意書と国民健康保険カードを提出。次に注射エリアで席に着き、ワクチンの接種を受けた。
 
蔡総統はワクチン接種後、ワクチン接種の記録を記入する黄色い用紙と国民健康保険カードを受け取り、しばらく休憩して接種後の様子を観察した。
 
蔡総統は医療従事者たちに対し、「感染症の予防からワクチンの接種に至るまで、医療従事者たちがいつもその最前線に立ち、国民の健康と安全を守っている」と述べ、その苦労をねぎらい、感謝した。
 
なお、蔡総統がワクチン接種を受ける様子は、総統府のYoutubeチャンネル「presidentialoffice」で見ることができる。
 
 

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