2024/05/02

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屏東県民公園、グッドデザイン賞など世界のデザイン賞を続々受賞

2021/10/27
台糖のパルプ工場跡地に再建された屏東県民公園。美しく楽しい憩いの場として生まれ変わった公園は今年、日本や米国、イタリアなどのデザイン賞を続々と受賞している。(中央社)

台湾糖業股份有限公司(台糖)のパルプ工場跡地を公園として再建した「屏東県民公園」が、日本の2021年度グッドデザイン賞と国際ランドスケープアーキテクト連盟(IFLA)が主催するアジア環太平洋地区(APR)ランドスケープ賞を受賞した。これを受けて屏東県は、2つの大きな賞を獲得したことは、屏東県民公園がアジアにおける建築美学の中で最も輝かしい栄誉を受けたことを意味するとの喜びを語った。

屏東県が26日に発表したニュースリリースによると、日本で唯一の総合的なデザイン評価制度とされるグッドデザイン賞が先ごろ、2021年度の受賞リストを発表、厳しい審査を経て(審査対象数5,835件)、屏東県民公園がグッドデザイン賞に選ばれた。さらにアジア建築美学の象徴ともなるIFLA APRランドスケープ賞も受賞したという。

屏東県は日本グッドデザイン賞受賞について、「既存の構造を利用して、市民が自然に親しめ、子供たちの遊び場となり得る精巧なデザインを施した公共空間を提供している点を高く評価する。神秘的な幾何学的構造、残存する日本統治時代に工場として活用されていた頃の淡い記憶は、詩的な表現を持ったランドスケープとなっている」と、審査員のコメントを紹介した。

屏東県民公園は7月にも米国「Architizer A+アワード2021」のポピュラーチョイスアワード、「2021欧州Landezine International Landscape Awards」の特別推薦賞を受賞したほか、4月に米国「MUSE Design Awards」の最優秀賞、イタリア「A’ Design Award」の銀賞を受賞した。

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