2024/05/07

Taiwan Today

政治

1/25の国内新規感染者は13人、桃園で新たに経路不明の感染3人

2022/01/26
中央感染症指揮センターは25日の記者会見で、新たに13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。写真は、そのうち最も多かった高雄港関連の感染を示す関連図。ピンク色が新規感染者。×が付いているものは疑陽性と判明。欠番となったもの。(中央感染症指揮センターより)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は25日の記者会見で、新たに13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。内訳は5歳未満から70代までの男性4人、女性9人。海外からの入国者による感染は25人。新型コロナウイルス感染による死者はゼロだった。
 
【高雄港/4人】
新たな感染者13人のうち、最も多かったのは高雄港関連の4人。いずれも港湾作業員の家族あるいはその接触者。そのうち1人は台南市善化区在住の50代女性だった。高雄港関連の感染者(症例番号18516)の接触者で、1月22日から咳、鼻水などの症状が出ていた。
 
なお、高雄港関連のクラスターの感染者とされていた症例番号18216、18217、18218の3人は、1回目の検査で採取した検体を再検査したところ陰性となり、2回目の検査でも陰性だった。さらにN抗体も陰性だったことから、疑陽性であったと判断。この3人をクラスターから除外し、症例番号を「欠番」とした。
 
【台北市/1人】
台北市の圓山大飯店(ザ・グランドホテル)の厨房で働く女性(症例番号18396)、不動産会社で働く兄(症例番号18375)、母親(症例番号18441)の一家三人の感染(いずれも感染経路不明)に加え、症例番号18375が内覧に同行した顧客1人の感染が新たに確認された。すでに濃厚接触者として隔離されていたため、市中に与える影響は小さい。
 
【宜蘭県/1人】
宜蘭県礁渓の長栄鳳凰酒店(エバーグリーン・リゾートホテル礁溪)で発生した感染経路不明のクラスターについても、従業員(症例番号18495)と接触した桃園市在住の友人の感染が確認された。これにより、同ホテルでのクラスターによる感染者は計6人となった。
 
【桃園国際空港関連/3人】
今年1月上旬に爆発的に発生した桃園国際空港のクラスターに関連して、新たに2人の感染が確認された。一人は、在宅介護職員(症例番号17472。夫が桃園国際空港に勤務)の友人(症例番号17507)が働くコネクターメーカー、宏致電子(ACES)の同僚と、すでに感染している別の同僚(症例番号17535)の母親。いずれも濃厚接触者として隔離対象となっており、隔離期間満了前のPCR検査で感染が確認された。
 
このほか、聯邦銀行健行支店及びレストラン「西堤」のクラスターに関しても新たな感染者が出た。このクラスターが飛び火した華盛頓幼児園(=幼稚園)に子どもを通わせている保護者1人で、隔離期間に受けた最初のPCR検査では陰性だったが、2回目の検査で陽性に転じた。
 
【桃園市:感染経路不明/3人】
桃園市で感染経路不明の感染者が3人出た。うち2人は幼稚園に通う姉妹で、もう1人は龍潭在住の58歳。すでに退職しており働いていない。それぞれ自覚症状があったことから医療機関を受診し、PCR検査を受けた結果、陽性と確認された。現時点では桃園市で発生している他のクラスターとの関連性は見つかっていない。

【台南市/1人】
台南市中西区では、海外から帰国して新型コロナウイルスを発症した家族の世話をした70代女性1人(症例番号18522)の感染が明らかになった。娘(症例番号17624)、孫娘(症例番号17592)、もう一人の孫娘(症例番号17408)が1月6日に米国から帰国。翌日に症例番号17408が発症し、その母親である症例番号17624が病院に付き添って行ったところ、1月11日に感染が確認された。祖母である症例番号18522は、もう一人の孫娘である症例番号17592の世話をしていたところ、症例番号17592も11日に感染が確認された。このため、祖母である症例番号18522は濃厚接触者として在宅隔離の対象となっていた。隔離期間満了のためPCR検査を受けたところ感染が確認されたという。
 

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