2024/05/04

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政治

1/26の国内新規感染者は46人、前日より大幅に増加

2022/01/27
中央感染症指揮センターは26日の記者会見で、新たに46人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前日の13人と比べると大幅な増加。内訳は5歳未満から70代までの男性24人、女性22人。海外からの入国者による感染は46人。新型コロナウイルス感染による死者はゼロだった。(中央感染症指揮センター)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は26日の記者会見で、新たに46人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前日の13人と比べると大幅な増加。内訳は5歳未満から70代までの男性24人、女性22人。海外からの入国者による感染は46人。新型コロナウイルス感染による死者はゼロだった。
 
【桃園市・亜旭電脳公司/14人】
26日の国内新規感染者で最多を占めたのが、亜旭電脳公司(桃園市大園区)のクラスターで14人。この感染は、同社で働く外国人労働者2人が1月9日にレストラン「西堤」で食事をしたことから始まり、工業団地「遠雄自由貿易港区」の複数の企業に広がった。新たな感染者14人の内訳は台湾人従業員7人、外国人従業員7人。同社を中心とするクラスターの感染者は累計116人に達した。
 
【高雄港関連/12人】
次に多かったのは高雄港のクラスターによる感染者で12人。いずれも港湾作業員と職場で接触があったか、あるいは濃厚接触者と認定された人だった。うち1人は台湾南部・台南市在住だが、高雄港関連の感染者との接触が認められたため、このクラスターに属すると判断された。高雄港関連のクラスターの感染者は累計67人に達した。
 
【宜蘭県礁渓の長栄鳳凰酒店/2人】
宜蘭県礁渓の長栄鳳凰酒店(エバーグリーン・リゾートホテル礁溪)で発生した感染経路不明のクラスターについても、新たに2人の感染者が出た。感染者を含む会食に参加した友人16人のうちの2人。これにより、同ホテルでのクラスターによる感染者は累計8人となった。
 
【台北市の不動産一家/1人】
台北市の圓山大飯店(ザ・グランドホテル)の厨房で働く女性(症例番号18396)、不動産会社で働く兄(症例番号18375)、母親(症例番号18441)の一家三人が感染(いずれも感染経路不明)したケースでも、新たに1人の感染者が確認された。新たな感染者は「実聯制(本人確認の登録)」の記録から、このクラスターの感染者と知り合いではないが、同じ時間帯に同じレストランで食事をしていたことが判明した。この感染者は幼稚園の教諭であることから、園児や保護者に対するPCR検査が直ちに行われた。
 
【新北市の亜東紀念医院/2人】
台湾北部・新北市板橋区にある亜東紀念医院(=病院)でも2人の感染が確認された。この病院では先日、ここで働く看護師を含む一家4人の感染が確認されているが、それとの関連性はない。新たに感染が確認された女性は1月4日から同医院に入院しており、今月17日にPCR検査を行ったときは陰性だったため、一般病棟に移った。しかし、その後、呼吸器系の症状が出たことから再度検査を行ったところ陽性となった。
 
この女性の入院には息子が付き添ってことから、息子についてもPCR検査を行ったところ感染が確認された。血清抗体の検査を行ったところ、母親のN抗体は陰性だったが、息子のN抗体は弱陽性だった。これはつまり、息子が母親に感染させた可能性を示している。しかし、詳細については現在調査中だ。
 
【桃園市の感染経路不明/8+4+2+1人】
桃園市では前日(25日)、感染経路不明の感染者が3人出た。うち2人は幼稚園に通う姉妹で、もう1人は龍潭在住の58歳。そのうち園児姉妹の感染に関連して、新たに8人の感染が確認された。龍潭在住の58歳についても、衛生当局が濃厚接触者の隔離とPCR検査を実施したところ、新たに4人の感染が確認された。
 
また、数日前に発表された大湳市場と地縁関係のある親子(症例番号18135、18154)と、桃園市で感染が確認された妊婦(症例番号18348。1/22に発表)が、桃園市内の同じレストランで食事をしていたことが明らかになった。そして、このレストラン関連でさらに2人の感染が確認された。感染源はいまだ明らかになっていない。
 
このほかにも、桃園市でまた新たに1人、感染経路不明の感染者が確認された。20代女性(症例番号18555)で、1月19日に発症。咳、鼻水、腹下し、喉の痛みなどの症状が出ていた。すでにアストラゼネカ製ワクチンを2回接種していた。24日に医療機関を受診し、26日になって感染が明らかになった。
 

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