2024/05/19

Taiwan Today

政治

日本の自民党青年局代表団が5月に訪台、外交部が歓迎

2022/04/28
日本の自民党青年局の代表団が5月3日から7日まで台湾を訪問する。局長の小倉将信衆議院議員(写真)が団長を担当。外交部は27日、プレスリリースを出して歓迎の立場を示した。(外交部)
日本の自民党青年局のメンバーが5月3日から7日まで台湾を訪問することが明らかになった。青年局の小倉将信局長(衆議院議員)が代表団の団長を務める。代表団のメンバーは、鈴木憲和衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、山口晋衆議院議員、西野太亮衆議院議員、及び日本青年会議所の幹部ら合計11名。外交部は27日、「小倉将信衆議院議員が訪問団を率いて来台することを心から歓迎する」とするプレスリリースを発表した。
 
訪問団一行は台湾滞在中、蔡英文総統、頼清徳副総統を表敬訪問するほか、蘇貞昌行政院長(首相)、游錫堃立法院長(国会議長)、呉釗燮外交部長(外務大臣)らとも面会。また、台湾北部の台北市、桃園市、新竹市を視察するほか、新北市(台湾北部)汐止区にある五指山国軍示範公墓を訪れて李登輝元総統の墓参を行う予定。
 
小倉将信氏は昨年9月に自民党青年局長に就任すると、立法院(国会)が12月に行った「開放国会論壇(Open Parliament Forum)」にリモート参加。また、ニカラグアが中華民国(台湾)と国交断絶した際にはツイッターで台湾にエールを送るなど、具体的な行動で台湾を支持している。
 
自民党青年局は長年、台湾と交流する上での重要な窓口を担っており、定期的な台湾訪問で、台湾の各界と台日関係や国際情勢などについて踏み込んだ意見交換を行っている。また、歴代の局長の多くはその後日本政府の要職に就いており、現職の岸田文雄首相や安倍晋三元首相もかつての青年局長である。
 
外交部は、「複雑で急激に変化する国際情勢の下、台日双方は連携と交流を深化させ続けており、自民党青年局による代表団の訪台は台日間の強固な友情をいっそう強く示すものだ。小倉局長が代表団を率いて訪台することで、双方による各分野でのパートナーシップがさらに深まるものと信じている」とコメントしている。
 
 

ランキング

新着