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台湾への入境者、9日から在宅隔離を7日間に短縮

2022/05/04
9日から台湾への入境者の在宅隔離期間が7日に短縮される。入境当日にPCR検査、在宅隔離最終日に簡易検査を実施する。(中央感染症指揮センター提供、中央社)

中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は3日、9日零時(時刻表の到着予定時間を基準とする)より、台湾入境(入国)者の「居家検疫(在宅隔離)」期間を7日間に短縮すると発表した。現在主流となっているオミクロン株は、感染から発症までの潜伏期間が短いこと、台湾の医療提供体制の負荷、社会経済活動、効果的なリスク管理の維持などを考慮した。関連措置は以下の通り。

・隔離日数と場所
一、在宅隔離は、入国日を0日目として数え、7日間とする。8日目から7日間は自主健康管理期間となる。
二、隔離場所は、自宅のほか、親戚・友人宅も可。住宅1戸に1人が原則となるので、この条件を満たせなければ、防疫ホテルで7日間を過ごす必要がある。
三、同日に入国した家族や同居者は、同じ場所で在宅隔離の実施が可能。防疫ホテルで同室の利用を希望する場合は、シングルルームは狭いため、2人以下での宿泊を推奨する。

・検査の実施
一、PCR検査:入国当日(0日目)に実施する。
二、簡易抗原検査:
1. 在宅隔離終了日の7日目に実施する。そのほか、予備の検査キット1組を提供する。隔離期間中に新型コロナ感染が疑われる症状が出た時に使用する。
2. 簡易検査キットの適用対象の年齢制限を考慮して、在宅隔離を実施した2歳未満の幼児は、在宅隔離終了日にPCR検査を行う。そのほか、自身で簡易検査を実行するのが難しい場合は、地方自治体が検査員を派遣して検査にあたる。
3. 簡易検査キットは、入国時に各空港・港湾のスタッフから配布される。

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