2024/05/06

Taiwan Today

政治

台湾とインドが適合性評価に関する協力協定、経済・貿易関係の促進目指す

2022/05/19
台北駐インド経済文化中心(インドにおける中華民国大使館に相当)の葛葆萱代表とインド台北協会のGourangalal Das会長は、台湾とインドの「検査基準及び適合性評価に関する相互協力協定」に調印した。(経済部サイトより)
台湾とインドの経済・貿易関係を強化するため、インド台北協会(台湾におけるインド大使館に相当)が主催するビジネス円卓会議が開かれ、台湾の経済部標準検験局(BSMI)が長年推進してきた「検査基準及び適合性評価に関する相互協力協定」への調印が行われた。台北駐インド経済文化中心(インドにおける中華民国大使館に相当)の葛葆萱代表とインド台北協会のGourangalal Das会長がオンラインで調印に臨んだ。検査基準と適合性評価の分野で協力を深めることで、両国の消費者及び産業にメリットをもたらすのが狙い。
 
この協定の主要な目的は、台湾とインドの双方が、それぞれの適合性評価機関が発行する製品の試験報告や工場検査報告を相互承認することにある。協定の調印により、双方の業者が自国において、製品の輸出に必要な試験報告や工場の検査報告を取得できるようになる。これによって、これまで双方の業者にとって輸出のネックとなっていた技術的貿易障壁を取り除き、検査に必要なコストを削減し、よりスムーズな貿易環境が提供できるようになる。
 
経済部標準検験局は18日に発表したニュースリリースで、「インドはわが国にとって重要な貿易パートナーである。双方は、業者の権益を非常に重視しており、今回の協定調印を通して末永く続く良好な協力関係を築きたいと願っている。また、わが国の企業がインド市場を開拓して商機を得られるよう支援していきたい」と述べている。
 

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