2024/05/19

Taiwan Today

政治

ラテンアメリカ諸国の有望な政府関係者など招く「外交コース」、28回目は8名が参加

2022/09/27
ラテンアメリカにおける国交樹立国などで前途有望な政府関係者らを台湾での研修に招くプロジェクトに6カ国から8名が参加、外交部が心から歓迎している。写真は新竹サイエンスパークを訪れた参加者たち。(外交部)
外交部(日本の外務省に相当)はラテンアメリカにおける国交樹立国(中華民国と正式な外交関係を結んでいる国)及び友好国で前途有望な政府関係者や影響力を持つ人物を台湾での研修に招くプロジェクト「外交遠朋西班牙語班」(外交コース 遠くからの友人:スペイン語クラス)を行っている。28回目となる今年の同プロジェクト参加者8名が25日から30日まで台湾で研修を受けており、外交部が心から歓迎している。
 
同プロジェクトは今回、新型コロナウイルスの影響で初めてオンライン形式での講義と台湾での実地参観の2段階に分けて実施。グアテマラ、パラグアイ及び複数の友好国の合計6カ国から各国の政府と議会の関係者ら8名が参加している。参加者は訪台前の段階ですでに外交部の企画した一連のオンライン講座を受講ずみ。受講の内容は台湾の外交、政治、経済・貿易、文化、公衆衛生、女性のエンパワーメント、台湾海峡両岸関係の動きなどで、参加者はすでに台湾の発展状況に対する初歩的な知識を身につけている。
 
参加者は台湾滞在中、財団法人遠景基金会、新竹サイエンスパーク、凌越生医股份有限公司、励馨基金会、創奕能源科技股份有限公司を訪ねるほか、国立故宮博物院、国立伝統芸術中心宜蘭伝芸園区、超高層ビルの台北101金融大楼など台湾の重要な経済的・文化的施設を参観し、様々な分野における台湾の発展状況と文化的な姿を実地で理解することになっている。
 
「外交遠朋西班牙語班」プロジェクトは2001年にスタートしており今回で28回目。各国交樹立国及び友好国の政府関係者が台湾における政治経済の情勢ならびに社会の発展を知るのを助けているほか、台湾とラテンアメリカ諸国の人的交流と友情を促す意味でも大きな助けとなっている。
 
 

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