米国国務省が東部時間25日に発表した声明によると、カート・キャンべル（Kurt Campbell）副国務長官とリトアニアのガブリエリュス・ランズベルギス（Gabrielius Landsbergis）外務大臣がワシントンで会談し、双方は台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を改めて確認した。並びに、米国が中国の継続的な威圧に対抗するリトアニアを支持していることを強調した。米国が3月に入ってから、リトアニア、チェコ、ドイツなどの理念を同じくする国々とともに、台湾海峡における平和と安定への支持を公に表明したことを受けて、中華民国外交部（日本の外務省に相当）は、心からの歓迎と感謝の意を表した。
中国が日常的に行う政治的抑圧、経済的威圧、グレーゾーン戦略など政治的な目的を達成するためのふるまいによって、国際社会から大きな懸念が相次ぎ、民主主義陣営が権威主義に立ち向かうため、さらに団結するようになっている。外交部は、各国が引き続き台湾海峡の安全に留意することに対する歓迎の意を示した。台湾は民主主義陣営の一員として、今後も理念を同じくする国々と緊密に連携・協力し、権威主義の強圧的な行動に対して共同で対応し、ルールに基づいた国際秩序、台湾海峡と地域の平和と安定を守る。