2024/05/08

Taiwan Today

政治

台湾産玉ねぎ、今年初めて日本へ輸出

2024/03/29
農業部農糧署は28日、屏東県恒春の大和蔬果生産合作社が21.6トンの台湾産玉ねぎを日本向けに輸出したと発表した。日本への輸出はこれが今年の第1号となる。農業部は今年、年間1,000トンの海外輸出を目指している。(農業部)
農業部農糧署は28日、屏東県恒春の大和蔬果生産合作社が21.6トンの台湾産玉ねぎを日本向けに輸出したと発表した。台湾の玉ねぎは毎年3月に収穫のピークを迎える。日本への輸出はこれが今年の第1号となる。今回輸出されたものは、3月31日に日本の沖縄に到着する予定だ。
 
農糧署によると、今年の国産玉ねぎの作付面積は約1,668ヘクタールで、年間生産量は約8万2,185トンに達する見通し。主な産地は彰化県、雲林県、高雄市、屏東県など。収穫期は12月から翌年4月までで、収穫した玉ねぎは4~5か月間貯蔵が可能だ。今年は生育期間の天候が良かったことから栽培状況は良好で、口当たりがなめらかで甘味のある玉ねぎが育っているという。農業部国際司によると今年3月1日以降、すでに韓国とマレーシアに合計462トン輸出している。今年は年間1,000トンの輸出を目指す。
 
農業部では、輸出向け国産玉ねぎの安定供給を図り、玉ねぎを主要な輸出品目にしたい考え。
 
 

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