2024/05/17

Taiwan Today

政治

新北市瑞芳区と日本の熊本県上天草市が「友好交流協定」締結

2024/04/16
新北市瑞芳区と日本の熊本県上天草市は15日、「友好交流協定」を締結した。相互に交流や学習を促進すると同時に、台湾と日本の地方交流をさらに緊密にすることで一致した。(新北市)
九份などの観光地を持つ新北市瑞芳区は15日、日本の熊本県上天草市と「友好交流協定」を締結した。相互に交流や学習を促進すると同時に、台湾と日本の地方交流をさらに緊密にすることで一致した。
 
この調印式のため、上天草市の堀江隆臣市長が台湾を訪れた。また、新北市から柯慶忠副秘書長が派遣され、調印に立ち会った。
 
瑞芳区の楊勝閔区長によると、同区は2018年に日本の香川県琴平町と「友好交流協定」を締結し、頻繁に交流を続けてきた。台湾と日本の友好関係や相互理解を増進させたほか、双方の観光客の人的往来や経済効果の増大にもつなげた。
 
楊勝閔区長は、上天草市との協定締結を喜び、双方がこれからも相互交流や学習を促進すると同時に、台湾と日本の地方交流をさらに緊密にしていけるよう期待を寄せた。また、日本の外務省の台湾花蓮地震に対する支援にも感謝し、日本の人々の心温まる思いやりは、台湾の人々を深く感動させたと伝えた。
 
新北市の柯慶忠副秘書長は、瑞芳区と上天草市の「友好交流協定」締結はスタートにすぎず、これから双方の交流が一層進み、同時に新北市の国際交流の成果をさらに前進させることになることと信じていると述べた。
 
上天草市は日本の九州地方、熊本県天草諸島の東部に位置する。天草諸島は大小約120の島からなり、海の景色が魅力の観光地だ。瑞芳区とはいくつか共通点があり、例えば瑞芳区の猴硐(ホウトン)は野良猫が多く集まるため「猫村」と呼ばれている。上天草市にも猫たちがのんびり暮らす離島の「湯島」があり、島に住む人々より猫の数が多い「猫の島」として注目されている。
 

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