2024/05/17

Taiwan Today

政治

日本最大の台湾カルチャーフェス「第5回TAIWAN PLUS」は5/11~5/12に京都で開催

2024/04/19
日本最大の台湾カルチャーフェス「TAIWAN PLUS」が5回目の今年は京都の京都市勧業館で5月11日と12日に開かれる。18日には台湾で記者会見が行われた。写真は18日の記者会見の様子。(中華文化総会のサイトより)
日本最大の台湾カルチャーフェス「TAIWAN PLUS」が5回目の今年は京都の京都市勧業館で5月11日と12日に開かれる。18日には台湾で記者会見が行われ、京都府の山下晃正前副知事、株式会社日本サルベージサービス(NSS)の大崎康弘社長も出席した。
 
記者会見では京都府の西脇隆俊知事による書簡も披露された。西脇知事はこの中で台湾東部・花蓮県で起きた地震の犠牲者に哀悼の意を表し、被災者が1日も早く元通りの生活に戻れるよう願った。山下前副知事は、「今年は日本と台湾で相次いで地震が起き、思いがけない苦労をしているが、こうした困難を通じて台湾と日本にはよりよい協力関係が生まれている。文化を用いてよりよい交流を生み出し、手を携えてより素晴らしい未来を切り開く」と述べた。
 
中華文化総会の李厚慶秘書長(=事務局長)によると、「TAIWAN PLUS」は2018年にスタートしてから毎回カルチャーフェスの形で交流。昨年は20万人を超える人出があった。5回目となる今年は過去最大規模で台湾から100を超える団体が京都に乗り込む。また、台湾と日本のミュージシャンによる演奏のほか、台湾で最も古い媽祖(道教の神様の像)も飛行機で京都入りするという。
 
今回のイベントは、「京都新宝島(KYOTO FORMOSA)」と銘打たれ、従来のバザー、音楽、展示など日本で人気のコンテンツがそろう。100を超えるブランドで構成されるバザーではタピオカミルクティー、「鹹豆漿(シェントウジャン、塩豆乳)」、「棺材板」などが提供され、来場者はたちまち「台湾にやって来た」ことを「舌で」知ることになるという。
 
京都の妙心寺の「姉妹寺」である台湾中南部・嘉義県の新港奉天宮も初めて参加。媽祖、千里眼、順風耳、虎爺などの「神様」が京都に乗り込むほか、日本にいながら台湾の宗教文化を体験できるようにする。
 
イベントでは台湾のグラミー賞の「ゴールデン・メロディ・アワード」や台湾のアカデミー賞「ゴールデン・ホース・アワード」で受賞経験がある音楽プロデューサーの李欣芸さんが音楽総監督を務め、民謡の第一人者である陳明章さん、及び「ゴールデン・メロディ・アワード」受賞者の王建年さん率いる「Puyuma家族楽団(プユマ・ファミリー・バンド)」がそれぞれ日本のStyle KYOTO管弦楽団、指揮者のキンボー・イシイさんと共演する。台湾第2のエスニックグループ、ハッカ(客家)のシンガーである謝宇威さん、シンガーソングライターのPiA呉蓓雅さん、日本の金剛流能楽師の金剛龍謹さん、京都市少年合唱団などが素晴らしいステージを見せるという。
 
 

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