2024/05/19

Taiwan Today

政治

外交部の田中光政務次長夫妻、タイ国王の生誕祝賀コンサートに出席

2024/04/26
タイ貿易経済弁事処(台湾におけるタイ大使館に相当)は24日夜、台北市内でタイ国王の生誕72周年を祝うコンサートを開催。タイのプリンセス・ガルヤニーワッタナ音楽院(PGVIM)の学生が、台湾の「雨夜花」、「高山青」、「月亮代表我的心」などを演奏した。(外交部)
外交部の田中光政務次長(=副大臣)夫妻は24日夜、タイ貿易経済弁事処(台湾におけるタイ大使館に相当)が台北市内で開催した、タイ国王の生誕72周年を祝うコンサートに出席した。タイのワチラロンコン国王(ラーマ10世)は1952年7月28日に生まれた。
 
田政務次長は、台湾とタイの長くて深い関係を示す事例として、1963年に当時国王だったプミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)が台湾を訪れて以来、台湾とタイの間でタイの「ロイヤル・プロジェクト(Royal Project)」を支える協力計画が現在に至るまで続いていることや、現在台湾には7万8,000人を超えるタイ人が生活、あるいは留学していること、それによってもたらされたタイの習慣やグルメなどが、台湾の多様な文化を豊にしていることなどを挙げた。また、タイのプリンセス・ガルヤニーワッタナ音楽院(PGVIM)が台湾の国立台湾師範大学とMOUを締結することにも言及し、外交部としては台湾とタイの音楽院の間で協力関係が確立されることを楽しみにしていると述べた。田次長はさらに、4月3日に発生した花蓮地震を受けて、タイがお見舞いとして義援金100万台湾元(約470万日本円)を提供したことについて改めて謝意を伝えた。
 
タイ貿易経済弁事処のNarong Boonsatheanwong代表は、台湾で国王ラーマ10世の生誕72周年を記念する祝賀コンサートを開催できたことを喜ぶとともに、このコンサートはタイのプリンセス・ガルヤニーワッタナ音楽院の学生が演奏するもので、音楽がタイと台湾の草の根交流の架け橋となることを願うと述べた。
 
コンサートではラーマ9世が自ら作曲したという複数の歌曲のほか、台湾の「雨夜花」、「高山青」、「月亮代表我的心」などの台湾民謡や歌謡曲なども演奏された。
 
 

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