2024/05/07

Taiwan Today

外交

陳副総統、外遊を終えて帰国

2016/09/08
陳建仁副総統(右)は8日早朝、「聖和専案(プロジェクト)」と名付けられた外遊を終えて帰国した。陳副総統は台湾桃園国際空港(台湾北部・桃園市)で記者会見を行い、「中華民国(台湾)は平和、自由、平等、博愛というグローバルな普遍的価値に基づき、ローマ法王庁や世界各国が宗教の自由や世界平和を推進するための必要不可欠なパートナーとなるべく努力を続けている」と述べた。(中央社)

陳建仁副総統は8日早朝、「聖和専案(プロジェクト)」と名付けられた外遊を終えて帰国した。陳副総統は「中華民国(台湾)は平和、自由、平等、博愛というグローバルな普遍的価値に基づき、ローマ法王庁や世界各国が宗教の自由や世界平和を推進するための必要不可欠なパートナーとなるべく努力を続けている」と述べた。

陳副総統はまた、バチカンで開催された故マザー・テレサの列聖式で歌声を披露した台湾の台北愛楽室内合唱団(Taipei Philharmonic Chorus)が好評だったこと、各国メディアの報道により全世界に中華民国とローマ法王庁が普遍的価値を有する同盟国であることを知らしめたこと、さらには文化によるソフトパワーを発揮できたことを報告した。また、ローマ法王庁の複数の高位聖職者と会見し、中華民国とバチカンの共同交流事業などについて一歩進んだ議論も行ったと述べた。

陳副総統はさらに、イタリア中部で発生した大地震について、ローマ法王の慈愛に応えるため、中華民国を代表して10万ユーロの義捐金を渡したこと、アッシジを訪れて、世界そして台湾海峡両岸の平和のためにミサを行い、祈りを捧げたことなどを説明した。陳副総統はまた、今回の外遊の目的の一つに、台湾出身の修道士、修道女、台湾企業関係者らをねぎらうことがあったとし、彼らが各分野で継続して努力し、世界に台湾を知らしめ、そして中華民国を誇りに思うよう期待すると語った。

陳副総統はさらに、中華民国は平和、自由、平等、博愛という普遍的価値に基づき、ローマ法王庁や世界各国が宗教の自由や世界平和を推進するための必要不可欠なパートナーとなるべく努力を続けていると指摘した上で、中華民国とバチカンの揺るぎない友好関係が長く続いていることをバチカンと共に祝福したと述べた。

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