2024/05/01

Taiwan Today

外交

英の親台湾派議員連盟、台湾を訪問

2016/09/29
外交部(日本の外務省に相当)は28日、台湾との関係強化を目指す英国の超党派国会議員連盟「台英国会小組(British-Taiwanese All-Party Parliamentary Group)」の共同主席であるナイジェル・エバンス(Nigel Evans)下院議員率いる上院及び下院の議員一行10人が、台湾海峡両岸関係の現状を理解するために台湾を訪問していることを明らかにした。写真は台湾と英国の「青少年交流計画」のフローチャートを描いたもの。(教育部青年発展署サイトより)

外交部(日本の外務省に相当)は28日、台湾との関係強化を目指す英国の超党派国会議員連盟「台英国会小組(British-Taiwanese All-Party Parliamentary Group)」の共同主席であるナイジェル・エバンス(Nigel Evans)下院議員率いる上院及び下院の議員一行10人が、台湾海峡両岸関係の現状を理解するために台湾を訪問していることを明らかにした。

一行の台湾訪問は、中華民国(台湾)の政策、台湾海峡両岸関係の現状、地域情勢、経済発展戦略、中小企業、衛生医療及び健康保険制度、地方行政などについて理解を深めることが目的。

団長を務めるナイジェル・エバンス下院議員は、これまでに何度も台湾を訪問したことがある。なお、一行のうちLord Gilbert上院議員、Desmond Swayne下院議員、Bob Stewart下院議員、Jack Lopresti下院議員、Henry Smith下院議員、Andrea Jenkyns下院議員、Scott Mann下院議員、及び同行の家族2人は、いずれも初めての台湾訪問となる。

外交部によると、近年台湾と英国は経済・貿易、司法方面での相互協力、観光、青少年交流などで、交流と協力関係を強化している。経済・貿易方面で言えば、台湾にとって英国はヨーロッパにおける第3位の貿易相手であり、昨年の貿易総額は55億8,200万ドルに達している。

司法方面での相互協力では、両国は今年「受刑者移送協定」に調印している。観光方面では、英国が今年、中華民国(台湾)を「登録旅行者制度(Registered Traveller Service, RTS)」の適用対象国に加えている。青少年交流では、2011年にワーキングホリデー協定に相当する「青少年交流計画(Youth Mobility Scheme:YMS)」を締結して以来、両国の青少年交流が活発化している。この既存の関係の上に、今後は双方の実質関係をより緊密なものにしたい考え。

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