2024/05/05

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2015年の年間平均労働時間は31時間短縮、世界4位に

2016/10/07
労働部(日本の厚生労働省に類似)が発表した労働時間に関する最新のデータによると、台湾の労働者の年間平均労働時間は2014年の2,135時間より31時間短縮し、2015年には2,104時間となった。世界順位は3位から1つ下げて4位となった。(中央社)

労働部(日本の厚生労働省に類似)が発表した労働時間に関する最新のデータによると、台湾の労働者の年間平均労働時間は2014年の2,135時間より31時間短縮し、2015年には2,104時間だった。世界順位は3位から1つ下げて4位となった。

各国と比較した場合、アジアでは韓国、シンガポール、台湾の年間平均労働時間が欧米諸国よりも長いことが分かった。2015年の世界順位を見ると、シンガポールの年間平均労働時間が2,371時間でトップ。2位はメキシコの2,246時間、3位は韓国の2,113時間。台湾の2,104時間は、これに次ぐ4位だった。日本や米国は1,700~1,800時間程度で、フランス、オランダ、ドイツなど欧州諸国はこれより短く、平均1,500時間以下だった。

労働部では、台湾ではパートタイム従業員の比率が低いこと、他国と企業文化が違い、有給休暇を使い切る労働者が少ないことなどが長時間労働を招いており、これが台湾の労働時間をシンガポール、メキシコ、韓国に次いで4番目に長くしている理由だと分析している。

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