2024/04/28

Taiwan Today

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中華民国政府、タイ国王崩御で弔意のメッセージ

2016/10/14
蔡英文総統と林全行政院長(首相)は、タイのプミポン国王(ラーマ9世)の崩御の知らせに接し、台北駐タイ経済文化代表処(タイにおける中華民国大使館に相当)を通して、中華民国政府及び国民の哀悼の意を伝えた。プミポン国王は1963年に台湾を訪問したことがある。写真は帰国の航空機に乗り込む直前に笑顔を見せるプミポン国王(左)。(中央社)

中華民国政府は、タイのプミポン国王(ラーマ9世)の崩御の知らせに接し、深い悲しみと痛惜の念に堪えず、心から哀悼の誠を捧げた。蔡英文総統と林全行政院長(首相)はすでに台北駐タイ経済文化代表処(タイにおける中華民国大使館に相当)を通して、タイ国王の崩御に対して中華民国政府及び国民の哀悼の意を伝えている。

プミポン国王とシリキット王妃は1963年6月5日から8日まで台湾を訪問したことがある。蒋介石総統(当時)夫妻が中華民国を代表してタイ国王及び王妃を歓迎したことは、両国の友好関係を象徴するものであった。台湾とタイの関係は長年にわたり安定した発展を遂げており、民間による相互交流も緊密。台湾にとってタイは貿易相手国のトップ10に入っており、台湾の人々にとって東南アジア旅行といえば、タイが最も人気の渡航先になっている。

台湾とタイは、政治、経済、教育、文化の各方面で緊密な交流を展開している。特に農業分野の協力関係については、1970年代までさかのぼることができる。国民を最優先に考えるプミポン国王は、タイ東北地方の農民の生活向上のために「ロイヤル・プロジェクト」を立ち上げた。台湾の専門家も何度か招へいされ、経済価値の高い農作物を栽培できるよう農民を指導し、顕著な成果を挙げている。

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