2024/05/07

Taiwan Today

外交

陳副総統、「国際学校スポーツ連盟」への正会員参加に期待

2016/10/21
陳建仁副総統(右)は20日、「国際学校スポーツ連盟(International School Sport Federation、略称ISF)」のLaurent Petrynka会長(左)ら一行の表敬訪問を受けた。陳副総統は、過去16年間にわたり台湾は「準会員」の身分でISFが行う各種の競技大会や活動に積極的に参加してきたが、次回は是非「正会員」として競技大会を主催できるよう希望を表明した。(総統府サイトより)

陳建仁副総統は20日、「国際学校スポーツ連盟(International School Sport Federation、略称ISF)」の会長ら一行の表敬訪問を受けた。陳副総統は、過去16年間にわたり台湾は「準会員」の身分でISFが行う各種の競技大会や活動に積極的に参加してきたが、「正会員」として次回の競技大会を主催できるよう希望を表明した。

陳副総統は20日、ISFのLaurent Petrynka会長の一行による表敬訪問を受けた。

陳副総統は、「台湾は、国際的な総合競技大会を開催する能力を有しており、これまで2009年『夏季デフリンピック』(台湾北部・台北市)や『ワールドゲームズ』(台湾南部・高雄市)、2015年『アジア太平洋ろう者競技大会』(台湾北部・桃園市)、2016年『国際青少年スポーツ大会』(台湾北部・新北市)」などを開催。国際社会からも高い評価を受けている」と説明した。

さらに、2017年には台北市では「夏季ユニバーシアード」が、2019年には台中市で「東アジアユースゲームズ」が開催されることになっている。

陳副総統は、過去16年間にわたり台湾は「準会員」の身分でISFが行う各種の競技大会や活動に積極的に参加してきたと指摘。また、2014年にはISF主催の「世界中学生バドミントン大会(ISF Badminton 2014 World School Championship)」を台湾で開催し、各国から高い評価を得た。ISFが今年トルコで開催した競技大会では、台湾の代表チームが過去最高の成績を収める活躍を見せた。

陳副総統はその上で、台湾が「正会員」の身分で次回の競技大会を開催できるよう期待を示した。陳副総統は、「台湾は国連の加盟国ではないものの、これは国際オリンピック委員会(IOC)など重要な国際スポーツ組織の正会員になることに抵触しない」と指摘。ISFの一行が、国際競技大会でもっと多くの貢献をしたいと願う台湾の情熱をくみ取り、台湾をISFという大家族の一員として正式に迎え入れ、国際的な責任を果たす機会を与えてくれるよう期待した。

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