中華民国（台湾）が正式な外交関係を持つ友好国の駐国連常任代表による訪問団一行8人が中華民国政府の招きに応じて23日から28日まで台湾を訪問している。一行は滞在期間中、蔡英文総統を表敬訪問する他、立法院（国会）、外交部（日本の外務省に相当）、中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院（内閣）大陸委員会、行政院環境保護署（日本の環境省に相当）、交通部（日本の国交省に類似）民用航空局、内政部警政署（日本の警察庁に相当）、行政法人国家災害防救科技センター、財団法人国際合作発展基金会などを訪れる。また、国立故宮博物院や亜蔬－世界野菜センターなども見学する予定。
今回の訪問目的は、中華民国の国連専門機関に対する有意義な参与推進について中華民国政府と幅広く意見を交換すると共に、中華民国の「堅実な外交、互助互恵」という外交思想、経済貿易面での実情、そして台湾海峡両岸関係の発展ぶりについて理解を深めることにあり、外交部は一行を心から歓迎している。
訪問団のメンバーは、ツバルの常任代表であるAunese Makoi Simati大使夫妻、マーシャル諸島の常任代表であるAmatlain Elizabeth Kabua大使、セントクリストファー・ネーヴィスの常任代表であるSam Condor大使、ブルキナファソの常任代表であるEric Tiaré大使夫妻、パラグアイ国連代表部のMarcelo Scappini氏、ホンジュラスの次席代表であるHéctor Alejandro Palma Cerna大使。