外交部(日本の外務省に相当)は25日、米国のダン・クエール(Dan Quayle)元副大統領率いる訪問団5人が25日に来台し、地域の経済と貿易、並びに安全保障問題などについて意見交換すると明らかにした。
外交部のプレスリリースによると、クエール元米副大統領は25日から27日まで中華民国(台湾)に滞在、政府の関係省庁及び財界の関係者を表敬訪問し、地域の経済と貿易、並びに安全保障問題などについて意見を交わしているという。
外交部はクエール氏一行の訪問に対して歓迎を表明。外交部によると、クエール氏は中華民国に大変友好的で、米連邦下院議員を務めていた時には、「台湾関係法(TRA)」に積極的に参与すると共にその制定を強く支持した。また、副大統領退任後も東アジア地域の平和と安定に関心を寄せ、それを支えている。クエール氏は近年度々中華民国を訪れ、中華民国の国家建設と発展をサポートしており、外交部は「長期にわたる友人」だとしている。