2024/05/05

Taiwan Today

外交

蔡総統、AIT新理事長一行の表敬訪問受ける

2016/10/26
蔡英文総統(右)は25日午後、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(American Institute in Taiwan、略称AIT)の新たな理事長に就任したジェームズ・モリアーティ(James Moriarty、左)氏一行の表敬訪問を受けた。蔡総統はモリアーティ理事長の台湾訪問を歓迎すると共に、モリアーティ理事長が引き続き台米間の交流と協力を深めてくれるよう期待を寄せた。(中央社)

蔡英文総統は25日午後、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(American Institute in Taiwan、略称AIT)の新たな理事長に就任したジェームズ・モリアーティ(James Moriarty)氏一行の表敬訪問を受けた。蔡総統はモリアーティ理事長の台湾訪問を歓迎すると共に、モリアーティ理事長が引き続き台米間の交流と協力を深めてくれるよう期待を寄せた。

蔡総統は歓迎のあいさつで、米国が長期にわたって『台湾関係法』と台湾に対する「6項目の保証」を順守し、実際の行動をもって台湾の安全保障と民主制度を支持していることに対し、中華民国政府と国民を代表して感謝した。蔡総統は同時に、台湾の国際組織への参与に、米国が前向き且つ積極的な態度で対応していることにも感謝。モリアーティ理事長が引き続き台湾を応援し、台湾が国際活動により深く参与できるよう支持してくれることを強く期待すると述べた。

蔡総統はこのほか、台湾は国際社会に対して具体的な貢献をする意欲と能力を有していると強調。過去数十年間、台湾は米国を含む多くの国々と共に人道支援、公衆衛生、貧困の解消などの課題に取り組んでおり、その成果は自他ともに認めるところだと説明した。また、米国に比べると台湾は大きくないものの、民主政治、人権、正義について共通の強い理念を有しており、「理念によって結ばれた絆こそ、何ものにも取って代わることのできない友情だ。これは台湾の揺るぎない態度だ」と述べた。

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