2024/05/02

Taiwan Today

外交

蔡総統、アジア太平洋地域における米国の信頼できるパートナーに

2016/10/27
蔡英文総統(右)は26日、米国のダン・クエール(Dan Quayle)元副大統領(左)による表敬訪問を受けた。蔡総統は、現在の台米関係は非常に安定しており、この関係はアジア太平洋地域の平和と安定に非常に重要な貢献をしていると指摘。その上で、「我々は今後もアジア太平洋地域における米国の信頼できるパートナーであり続けたい」と述べた。(総統府提供)

蔡英文総統は26日、米国のダン・クエール(Dan Quayle)元副大統領による表敬訪問を受けた。蔡総統は、現在の台米関係は非常に安定しており、この関係はアジア太平洋地域の平和と安定に非常に重要な貢献をしていると指摘。その上で、「我々は今後もアジア太平洋地域における米国の信頼できるパートナーであり続けたい」と述べた。

蔡総統はまた、「中華民国(台湾)にとって米国は最も重要な戦略パートナー」だとした上で、同じ価値観と共通利益を持つ中、両国は政治、安全保障、経済、文化など各方面で非常に緊密な協力関係にあると説明した。さらに、現在、台米関係は非常に安定しており、この関係はアジア太平洋地域の平和と安定に非常に重要な貢献をしていると述べた。

蔡総統は、米国が長期にわたって台湾の安全保障についての約束を履行していること、米国の歴代の政権がいずれも『台湾関係法』と台湾に対する「6項目の保証」に基づき、台湾に対する武器供与を継続し、台湾の国防の安全強化に協力していることについて感謝した。

蔡総統はまた、中華民国政府が現在、産業の構造改革に取り組んでいることに言及。スマート機械、モノのインターネット(IoT)、グリーンテクノロジー、バイオ医薬品、国防産業を含む、将来性のある様々な産業を強化したいと述べると共に、今後これらの産業においても、米国との協力関係がより一層進むことになると信じていると述べた。

蔡総統は、中華民国政府が掲げる「新南向政策(東南アジアや南アジア諸国と関係強化を図る)」についても紹介し、貿易、文化、教育など多方面の交流を通して、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国、南アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどの国々と協力関係を深めていきたいと述べた。

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