2024/05/07

Taiwan Today

外交

フィンランドの国会議員5名が台湾を訪問

2016/11/01
フィンランド国会のHannu Hoskonen議員一行5名が、中華民国政府の招待を受け、10月31日から11月4日まで台湾を訪問している。台湾の政治、経済、文化の発展を理解することが訪問の目的。(外交部サイトより)

フィンランド国会のHannu Hoskonen議員一行5名が、中華民国政府の招待を受け、10月31日から11月4日まで台湾を訪問している。台湾の政治、経済、文化の発展を理解することが訪問の目的。

この訪問団を構成するのは、Hannu Hoskonen議員のほか、Outi Alanko-Kahiluoto議員及びその夫人、Tavio Ville議員、Simon Elo議員の合計5名。フィンランド国会では憲法、ビジネス、環境、社会問題、健康、欧州連合(EU)事務などの関連委員会に所属しており、台湾を訪問するのはいずれもこれが初めてのこと。

近年、中華民国(台湾)とフィンランドの関係は安定しており、両国はすでに経済・貿易に関する事務次官レベルの二国間協議のメカニズムを構築しており、毎年両国の首都であるフィンランドと台北市(台湾北部)で交互に会議を開催している。第5回となる会議は、今年4月にヘルシンキで開催された。このほか、経済部(日本の経済産業省に相当)と、その外郭団体である貿易振興機構、中華民国対外貿易発展協会(日本での名称は台湾貿易センター、略称TAITRA)は毎年ビジネス訪問団を率いてフィンランドを訪問している。今年上期、台湾とフィンランドの貿易総額は約6億5,000万米ドルに達しており、そのうち台湾が約1億4,000万米ドルの貿易黒字となっている。フィンランドは台湾にとって、EUで12番目の貿易パートナー。文化や教育方面では、台湾の28の大学がフィンランドと交換留学生の協定を締結しており、台湾からは毎年、交換留学生または正規留学生として約50人がフィンランドへ渡っている。

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