陳建仁副総統は2日、欧州連合（EU）の議会組織、欧州議会の議員らによる表敬訪問を受けた際、中華民国（台湾）は気候変動、人道支援、テロ対策、国際犯罪の撲滅などの課題で、国際社会により多くの貢献をしたいと考えているとした上で、欧州議会が引き続き台湾の主要国際組織への参与を支持してくれるよう期待すると述べた。
陳副総統は2日午後、欧州議会の「欧州保守改革グループ（European Conservatives and Reformists Group）」に所属する議員一行による表敬訪問を受けた。陳副総統は歓迎のあいさつの中で、台湾は国際社会にとって必要不可欠なパートナーだと指摘。気候変動、人道支援、テロ対策、国際犯罪の撲滅などの課題で、台湾は国際社会により多くの貢献をしたいと考えており、台湾が国際民間航空機関（ICAO）、世界保健機関（WHO）、気候変動に関する国際連合枠組条約（UNFCCC）、国際刑事警察機構（インターポール）といった主要な国際組織に参与できるよう欧州議会が引き続き支持し、台湾が国際社会に貢献できる機会を与えてくれるよう望むと述べた。