2024/05/04

Taiwan Today

外交

国際女性評議会執行委員会が14日に台北で開催

2016/11/10
台湾では女性の社会進出が比較的進んでいる。現在の与党と最大野党の党首はいずれも女性。写真は与党・民進党の主席を兼務する蔡英文総統(右)と最大野党・国民党の洪秀柱主席(左)。(中央社)

中華民国婦女協会(National Womens’Council of Taiwan, Republic of China:NCW)は14日から17日まで、台北市内のホテルで、「2016年国際女性評議会(International Council of Women:ICW)執行委員会及び座談会」を開催する。40あまりの国の100人近い専門家や学者、女性団体、そして政府における政策決定者が共同で女性に関する議題について話し合う。

中華民国婦女協会によれば、今回の会議のテーマは「女性のエンパワーメントで社会を変える」。活動では蔡英文総統があいさつする他、中華民国婦女聯合会の主任委員で中華民国婦女協会の創設理事長(初代と第二代理事長、現在は栄誉理事長)である辜厳倬雲女史、韓国の著名な女性リーダーである、国際女性評議会のJungsook Kim会長らが出席する。

国際女性評議会は1888年に設立されており、世界で最も長い歴史を持つ国際的な女性団体。主な目的は各分野における女性の地位を向上することにあり、それは同団体が世界各地に設ける女性協会を通して達成される。国際女性評議会は3年ごとに総会を開催、参加する各会員国代表が話し合い、決定した内容に従って各種の取り組みを進めていく。

今回、国際女性評議会執行委員会及び座談会を主催する中華民国婦女協会は辜厳倬雲女史が1990年6月に台湾における複数の女性団体をまとめて創設したもので、1997年から国際女性評議会に加わっている。

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