2024/04/28

Taiwan Today

外交

宋楚瑜氏、米国務長官と30分近く会談

2016/11/18
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため蔡英文総統の特使としてペルーの首都リマを訪問している野党・親民党の宋楚瑜主席(中央)は17日、ジョン・ケリー米国務長官と会見し、APECのテーマについて意見交換を行った。会見には東アジア・太平洋担当国国務次官補のダニエル・ラッセル氏も同席した。宋楚瑜氏らはその後、記者会見を開催して会談の内容について説明した。(中央社)

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため蔡英文総統の特使としてペルーの首都リマを訪問している野党・親民党の宋楚瑜主席は17日(現地時間)午後、記者会見を開催した。宋楚瑜氏は17日昼、国家発展委員会(日本の省レベルに相当)の陳添枝主任委員(大臣)と行政院(内閣)の鄧振中政務委員(無任所大臣に相当)と共に、ジョン・ケリー米国務長官と会見し、APECのテーマについて意見交換を行っており、記者会見ではその内容について説明した。会見には東アジア・太平洋担当国国務次官補のダニエル・ラッセル氏も同席。双方は十分に意見を交換し、会談は30分近くに及んだという。

APEC顧問の李鴻鈞氏が報道陣に対して明らかにしたところによると、宋楚瑜氏の今回の会談は中華民国(台湾)の立場と役割を伝えるためのもの。会談の内容に個人的なメッセージは含まれておらず、すべて蔡英文総統の承認を得た内容だったという。また、双方の会談は和やかな雰囲気で行われ、内容も多岐に及んだ。宋楚瑜氏は国家の最高利益を第一に考えてジョン・ケリー国務長官との会談に臨んでおり、中華民国の立場と今後果たすべき役割について話したという。

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