2024/04/30

Taiwan Today

外交

米新政権が台湾への安全保障上の約束を果たすと確信=蔡総統

2016/11/22
蔡英文総統(右)は21日、米国のジョンソン下院議員(左)らの表敬訪問を受け、米国が台湾への安全保障上の約束を果たすことを信じると述べた。(中央社)

蔡英文総統は21日午前、米国のエディ・バーニス・ジョンソン(Eddie Bernice Johnson)下院議員らによる訪問団一行の表敬訪問を受けた。蔡総統はあいさつの中で、今年5月に行なわれた自身の総統就任式の時に続いて、ジョンソン議員は今年二度目の台湾訪問だと説明、二度にわたる来台は台湾における民主政治の成果に対する同議員の評価と支持を表していると述べて大いに感謝した。

蔡総統によると、ジョンソン議員は長年、女性の地位向上に尽力しており、2001年には「世界菁英婦女論壇(A World of Women for World Peace Conference)」を立ち上げ、戦争で被害をこうむった女性及び平和運動に取り組む女性を支援することで、こうした女性がより広く世界の関心を集められることを目指している。蔡総統は、ジェンダーをめぐる問題の上でもジョンソン議員と協力を深め、台湾がアジアにおいて女性の権益を訴える中心となれるよう希望した。

蔡総統はまた、ジョンソン議員が13期連続で下院議員に当選したことを祝うと共に、米国議会が近年様々な法案を可決して台湾を支持していることを強調、そこでは同議員をはじめとする、台湾に友好的な数多くの議員たちが重要な役目を果たしてくれていると述べて謝意を表した。

蔡総統は、米国の新政権と議会は「台湾関係法」と「台湾に対する六つの保証」に基づき、台湾の安全保障に関する約束を引き続き履行していくと信じていると述べた。さらに蔡総統は、台湾と米国はこれまでに築いた良好な関係を基礎として、安全保障、経済、文化などの面で緊密な交流を継続していくことになると強調、台湾は引き続きアジア太平洋地域の経済と安全保障の上で貢献していくと述べた。

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