外交部（日本の外務省に相当）は14日夜、中米・コスタリカ共和国が中華民国（台湾）を含む100ヶ国・地域を90日間の査証（ビザ）免除措置の対象とし、13日からこれを実施していることを明らかにした。
外交部が14日夜に発表したニュースリリースによると、コスタリカ政府は11月28日、観光やビジネスのために同国を訪れる外国人渡航者への便宜を図るため、台湾を含む100ヶ国・地域を対象に、90日間の査証免除措置を実施すると公告していた。実施日は公告の日から起算して15日後とされていた。
つまりコスタリカは12月13日より、残存有効期間が3か月以上の中華民国旅券（パスポート）所持者に対して、ビザなしでの入国を認めている。ビザなしでの滞在可能期間は最大90日間となる。
コスタリカは2009年5月以降、中華民国旅券所持者に対するビザ免除措置を中断していた。